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博多に住みたい~豊永阿紀推し駆け出しあしゅらー日記~

岡本尚子さんが卒業し、箱推し兼あしゅらーとなった就活予備生のブログ

ベター・ハーフ感想戦 ネタバレありです。

ベター・ハーフ感想戦

先日鴻上尚史さんが手がける『ベター・ハーフ』という演劇を鑑賞した。PR会社社員の諏訪とその上司沖村、アイドルを目指しデリヘルで働く遥香トランスジェンダーである汀、四人が織りなす複雑な恋の物語である。この演劇は現代社会の写し鏡である。劇中で取り上げられているのは、「出会い系での恋愛」「トランスジェンダー」「売れないアイドル」と現代社会において当たり前になりつつあることである。一世代前なら現実味を帯びていなかったかもしれない。「今」上演するからこそ観客は共感しやすく、そして劇の世界に入り込みやすいのかもしれない。

劇中の中で印象的なシーンがある。諏訪に別れを告げられた汀は歌の上手さを買われて歌手としてメジャーデビューする。諏訪と再び付き合い始めた遥香は汀の初めてのライブに行こうとしない。結局遥香は劇中ではアイドルとして有名になれない存在として描かれている。デリヘルまでして夢を追ったものの、それを応援していた親友にその夢を叶えられてしまう、なんともアイロニカルである。ただ、最後のシーンで遥香がマカオに飛び立つシーンは遥香の夢に対する決意がうかがえ「野心」が戻っていく様子が読み取れ、遥香の未来に可能性が感じられた。

最終的に諏訪は二人の女性を傷つけることになる。諏訪の判断は間違っているのかもしれないし、間違っていないのかもしれない。現実の世界でも相手に対する自分の気持ちがわからなくて迷走してしまう経験があると思う。諏訪はそんな男の日常を映している。天国で一つだった魂は現世に生まれるときに二つに分かれる。現世で天国時代の自分に出会うことがある、その相手とはとても相性が良い。この相手のことをベター・ハーフと呼ぶ。四人は結局それぞれのベター・ハーフを見つけきれずに劇は終了している。あなたは人生の中でただ一人と言える「ベター・ハーフ」を探せていますか?恋に真剣になれていますか?恋愛方法も多様化し、軽く恋愛を楽しむのが主流になりつつあるが、ベター・ハーフを見つける恋路も粋なものである。(850字)

 

 

上の文章は所謂経験と感情の文章化です。

何か書きたいと思う気持ちをこれから大切にしていきます。

上に書ききれなかったことに触れると、もう一度見たいと思える演劇でした。

福岡の方是非みてください。そして感じてください。

鴻上尚史の世界がそこには広がっています。